【Unity】【TextMeshPro】日本語の表示方法

Unity

はじめに

TextMeshPro(テキストメッシュプロ)のデフォルトで設定されているフォントで日本語を表示しようとすると、日本語の部分が□に置き換わって文字化けのような状態になると思います。

本記事では、日本語表示ができるTextMeshPro用フォントアセットの作成手順を解説します。

検証環境

Unity
2022.3.12f1

TextMeshPro
3.0.6

TextMeshProのインストール

今回のUnityのバージョンでは、TextMeshProのパッケージが最初からインストールされてました。
もしインストールされていない場合は、Package Managerからインストールしましょう。

TextMeshProの導入についての解説記事はこちら

TextMeshPro用フォントアセットの作成

日本語フォントの準備

はじめに日本語表示可能なフォントを準備します。
皆さんが使いたいと思ったフォントをダウンロードしてください。

今回は、M+ FONTSをお借りしました。

フォントファイル(.otfや.ttfnなど)をUnityのAssetsフォルダ以下の適当な場所に配置してください。

フォントアセットの作成

メニューバーの Window > TextMeshPro > Font Asset Creator を選択します。

FontAssetCreatorの表示方法

以下の画像のような Font Asset Creator の画面が表示されると思います。
この画面からフォントアセットを作成できます。

設定前

FontAssetCreator画面

設定後

設定後のFontAssetCreator画面

Source Font File には先ほど用意した日本語フォントを指定します。
Atlas Resolution は両方8192にしておきます。この設定はフォントで使用する画像の大きさを決めています。
Character SetCustom CharactersにすることでCustom Character List の入力欄が表示されます。

Custom Character Listには、使いたい文字を入力する必要があります。
以下URLのGitHab Gistには、常用漢字やひらがな、カタカナ、記号など羅列されたテキストファイルが公開されています。
今回はこちらからお借りしました。ありがとうございますm(_ _”m)

テキストの全選択コピーができたら、Custom Character Listにペーストします。

「Generate Font Atlas」のボタンを押すとフォントアセットの作成が始まります。

この作業は重いので環境によっては時間がかかるかもしれません。
作業が終わったら「Save」を忘れずに押しましょう。

これで日本語表示ができるTextMeshPro用フォントアセットが完成しました。

動作確認

作成したフォントアセットをTextMeshProのフォントとして設定し、確認します。

日本語表示の動作確認

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